改装OPENいたしました


by wuyue
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

映画2本

昨日は、元々映画を観るつもりで12時に友達と待ち合わせてたんですけど、
同じ映画館で、観たかった映画が10時からやってることがわかったので、
待ち合わせ前に、急遽1人で観てきました。レディーズデーだもの♪




「長江哀歌」という中国映画。
究極のリアリズムで有名な、賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督作品です。
監督自身、山西省出身で、これまでの作品は山西が舞台になってることが多く、
出演者(ほとんど素人)も、地元の一般庶民ばかりだったんだけど、
今回は山峡ダム建設で沈んでしまう長江流域の街が舞台です。
でも、16年前に3000元で買ったけど逃げてしまった嫁を探しに来る炭鉱夫は、
山西からっていう設定だったけど。(実際に山西で炭鉱夫をしてた方です)

相変わらず、ドラマチックな盛り上がりもなく、オチもなく、
あくまでもドキュメンタリータッチで、普通の人々の日常を描いてるんだけど、
実に多くの社会問題を盛り込んでて、静かなメッセージを感じさせる作品です。

賈樟柯作品見るたびに思うのは、中国は何も変わってないってこと。
私が初めて山西省へ行った18年前から、ほとんど変わってない・・・。
北京五輪ってなんのこと?GNPって何?って感じですよ。
変わったことといえば、登場人物がみんな携帯を持ってることくらいかな~(笑)

先日、ニュースの中で、大気汚染の話題で山西が出てました。
いまだ石炭を使ってるので、汚染もすごいし、温暖化にも影響してるんだそうです。

でもね、取材した農村は、電気もろくにきてなかったんですよ。
料理をしたり、暖房に使うのはすべて石炭。
石炭がなかったら、生活が成り立たないんです。温暖化も何もないでしょうに・・・。
村のおばあちゃん、「地球温暖化」って言葉自体知りませんでした。

賈樟柯作品はいつもそうなんだけど、見終わってからジワジワときます。
感動とか、共感とか、そんな生易しいものじゃない、なんともいえない切迫感。
これでいいのか!?中国って思っちゃう・・・。
b0042003_1127034.jpg

お次は、「私の胸の思い出」
こちらは、ぐっとコミカルでオサレな感じの、ジョニー・トー作品の香港映画です。

病気ものにありがちな、お涙ちょうだい的なストーリーではなく、
香港映画らしいテンポの良さで、いっぱい笑って、でもホロッとくる・・・みたいな。
(ちょっと展開が安易な部分もあったけど・・・)
同じ乳がんをテーマにした日本の映画もちょうど今やってるけど、
絶対こっちの方がいいと思う!(見てはいないけどさ・・・)

なのに、10月6日から始まって初日観客12人だって・・・・。
昨日も、レディースデーなのに10人いたかいないか・・・。
元々1ヶ月もない上映期間だったけど、もしかしたらもう打ち切りかも。
(映画館のHP上では、19日以降はお問い合わせくださいになってました)

乳がんになってしまったキャリアウーマン演じるミリアム・ヨン
彼女を支える臨床心理医を演じるリッチー・レン

日本ではあまり馴染みのない名前かもしれないけど、
2人とも非常にいい味を出してるんですよね~。
脇役さんたちも、本当にこの2人をうまく引き立ててるし・・・。

元々アジア映画って、ごく一部の愛好者しか見ないんだろうし、
その一部の人の間でも、知名度が低い出演者だと集客厳しいのかも・・・。
(2人ともアジア圏じゃすごいスターなんですけどね)
結構いい映画だったのに、もったいないなぁ。

あ、映画に出演もしてるジャスティン・ローって歌手、私は知らなかったけど、
映画のテーマソングも歌ってて、なかなか良いです。
「私の胸の思い出」のHPを開くと、歌が流れます。
b0042003_1314052.jpg

[PR]
by wuyue | 2007-10-18 10:56 | TV・映画