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by wuyue
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Back to the昭和

「山のあなた 徳市の恋」を観てきました~。
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ネタバレとか心配するような映画でもないので、続けて書きます。
先日、「僕らの音楽」を見たら、この映画の主演2人と監督の対談だったんですよ。
昭和歌謡を歌う一青窈目当てで見たのに、映画にすごく興味をそそられてしまいました。

この映画は、70年前の映画「按摩と女」の完全カヴァー。「リメイク」じゃないんですよ!
原作のカメラワークから台詞回し、俳優の立つ位置や動きまで、完全に再現してるんです。
「僕音」で、ふたつの映像を並べてたけど、台詞を言うタイミングまでぴったり合ってる!
白黒か、カラーかの違いだけで、見事に70年前の映画を蘇らせています。

主演のつよぽんはもちろん、相棒の按摩役の加瀬亮も、マドンナ役のマイコも、
若いのに「昭和の人」になりきってて感心いたしました。
脇役の三浦友和とか堤真一とか渡辺えりとかも、ベテランなのに演技が濃くなりすぎず、
実にさりげなく、自然に役を演じておりました。
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昔の映画って、台詞のテンポがのんびりしてるし、間がまたいいですね。
昭和初期独特の言い回しもそのままだし、台詞がわりと棒読みなのがいい感じ。
「あいすみません」とか「当節は職業婦人の・・・」とか死語も満載です。
でもさすがにオリジナルはあったと思われる「めくら」っていう単語が出てこなかった(笑)

山間の湯治場のレトロな雰囲気や、風景の美しさ。
(温泉街の背景はミニチュアを合成させたそうですよ!)
それぞれいろんな事情を抱えながら、湯治場へ癒しにくる人々。
帰る場所もなく、渡り鳥のように湯治場を行き来する按摩たち。
そして、お互い決して深入りはしない、日本人の奥ゆかしさ。
そんな、古き良き昭和の世界にどっぷり浸れます。
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監督が「これはコメディーなんです」って言ってたように、
随所でくすっと笑える場面があり、ほのぼのしちゃいます。
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この按摩の仲間達がいい味出してます♪

興味のない人には、すごいつまんない映画かもしれない。
あ、台湾の候孝賢監督が好きな人なら、絶対好きだと思う。
私のツボにはぴたーっとハマりましたけど・・・。もう一度観たい!
オリジナルも、近いうちに絶対観ようと思います。
しかし、↑のポスター以外、公式HPにも各種取材記事にも、つよぽんの姿がないのはお見事。
ヒガシ主演の「山桜」も同じ状況でした。かたくなだね、J事務所さん。
俳優として活動するときくらいは、規制緩和してもいいんじゃないのかねぇ~。
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by wuyue | 2008-06-04 21:51 | TV・映画